「悩む力」を読みました。
ブックオフで見つけて、10年くらい前に読んだような、、読んでいないような、、、それでも読もうと思ったので買いました。
悩んで悩んで大いに悩んで、中途半端にしないで確信できるまで悩みなさいと。
人生にはそういう時間があってもいい。1人で悶々と悩んで、生きている意味を考えたり、人間とは何かということを考えたりしてもいいと。
確かに前だけ見て突っ走っているときは悩みもなく順調に見えるけれど、まぁ壁というものは必ず出てくるわけで。そこで要領良く上手く回避できたりすることもあるけれど、実はその壁の前で立ち止まってしっかり考えた方がいいこともあったりするのですよね。ここでは氷の上を滑るようにものごとの表面を滑ると表現していますが、滑るのは身を任せていればいいから楽なんですよね。でも永遠に滑ることもできないわけで。
著者は若い頃から自分へ問いかけ続けたが「解が見つからない」ということが分かり、「解が見つからなかったが、行けるところまで行くしかない」という解が見つかったと書いていました。これは悩み抜いた上での確信ではないでしょうか。覚悟が決まったとも言えるかもしれません。
自分の場合はフタをして見えないようにしてしまうことがあるけれど、確信できるまで悩むことが大切ということを教えてもらいました。感謝です。